調布で12月1日、毎年年末に恒例となった調布スクラッチカード企画が始まる。
同市内の約1000店舗が参加し、年末の消費活性を目指す。参加者は500円以上の買い物またはサービスの利用でスクラッチカードがもらえる。前回、当選券は100円券のみだったが、今回は換金率を上げるため300円券も追加。100円券は4万枚、300円券は1万6千枚を用意する。
外れてもまだチャンスがあるのが同企画の特徴。「ハズレ券」はチャンス券と印字されており、必要な枚数を集めると、参加店のうち約300店が独自に提供する「チャンス券サービス」を受けることができる。5枚でクラフトビール1杯や10枚でピザ1枚進呈、10枚でエンジンオイル交換など各店が趣向を凝らした特典を用意する。さらにチャンス券を5枚集めて商工会に応募すると、最高で5万円分の商品券が当たるチャンスもある。応募できるチャンス券は参加店でチャンス券サービスを受けた後のものでも可。
同企画の担当者は「少しでも多くの方にこの企画を楽しんでもらえるよう、毎年内容を改善している。商店主と消費者が一緒になって盛り上がれる企画になれば」と話す。
スクラッチカードの進呈は配布分がなくなり次第終了。当選券の利用は12月31日まで。