調布市役所前広場で10月12日、「第54回調布市商工まつり」が開催され、「妖怪そっくりコンテスト」の歴代受賞者たちが集合した。
同まつりは11日から、市内事業所など36店舗が出店する「びっくり市」や22社による「PR展示会」を開催。特設ステージでさまざまなアトラクションが催される中、今月25日に調布で開催する「第4回 境港 妖怪検定」のPRを兼ねて、妖怪たちのイベントが行われた。
妖怪らはゲゲゲの鬼太郎で知られる漫画家・水木しげるさんの出身地の鳥取県境港市で2006年から行われている「妖怪そっくりコンテスト」で水木作品に登場する妖怪の「そっくりさん」と「声まね」の部門での受賞者たち。
登場したのは、初代最優秀賞の「こなき爺」のそっくりさんで妖怪タレントの「こなきG」さん、第3回最優秀賞の「鬼太郎」と第4回優秀賞の「ねこ娘」は双子のそっくりさん、第4回「声まねの部」最優秀賞の「目玉おやじ」そっくりさん。ステージではそれぞれがパフォーマンスを披露し、「妖怪クイズ」を行うなど会場を盛り上げた。
「こなきG」さんは「会場には子どもたちの笑顔がたくさん見られて、こなき爺はうれしい。暗いニュースが多い中、やり続けることが大事。笑顔を通して、調布の街が活性化してくれるよう、『元気タウン調布』をモットーに妖怪も人間も明るく上を向いて歩いていこう」と話していた。