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調布・國領神社で「泣き相撲」受付開始 新元号祝う5月初場所

行司や力士が大きな声を出して驚かせ、乳児を泣かす様子

行司や力士が大きな声を出して驚かせ、乳児を泣かす様子

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 調布の國領神社(調布市国領町1)で5月6日に開催する「一心泣き相撲」の参加申し込みが1月17日、始まった。

「はっけよい」の掛け声に泣き出す子も

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 「泣き相撲」は乳児の健康と成長を祈願する400年以上の歴史がある日本の伝統行事。赤子の泣き声で邪をはらった故事を由来とし、同神社では2015年から開催している。

 同神社で行う「泣き相撲」は、「勝負預かり(引き分け)」として勝敗を付けないのが特徴。しこ名を入れたかぶとと化粧まわしを着けた2人の乳児が、力士に抱かれて土俵に上がり、両者の泣き声に合わせて行司が「縁児泣きたるは万歳楽」と健康と成長を祈願する。力士役は相撲同好会や地元有志らが務める。

 参加対象は首の据わった生後6カ月から2歳6カ月まで。泣き相撲のほか、本殿での祈願や四股奉納、太鼓の上に赤ちゃんを乗せて成長を祈願する「背伸び太鼓」なども体験できる。記念手形やお守りなどの記念品も進呈する。

 同社の野澤靖明宮司は「一心泣き相撲は、化粧まわしと紅白綱を締めた赤ちゃんが、ご神前で健康と成長のご祈願をした後、力士に抱えられて土俵へ上がり、元気な赤ちゃんの泣き声を競い合い、その鳴き声で邪気をはらい、無事の成長を祈る神事。調布場所は新元号最初の初場所となる。皆さまのご参加をお待ちしている」と話す。

 開催時間は、10時~、10時30分~、11時~、11時30分~、12時~。参加費は1万3,000円。雨天決行。定員100人(申し込み先着順)。申し込みはウェブサイトで受け付ける。

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