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調布のクリエーターが「ラグビー手拭い」デザイン 「布の街」を日本手拭いでPR

「調布ラグビー手拭い」。デザインは、加藤雄一さん(左)、原子尚之さん(中央2枚)、宮代志のぶさん(右)

「調布ラグビー手拭い」。デザインは、加藤雄一さん(左)、原子尚之さん(中央2枚)、宮代志のぶさん(右)

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 調布市在住のクリエーター3人がデザインした手拭い「調布ラグビー手拭い」を製作した「和季」(調布市布田1、TEL 042-482-2775)が1月29日から、委託販売店の登録受け付けを始めた。

「東京手拭い本舗」を展開する和季の田中和己さん

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 陶器と和タオルを店舗で販売してきた創業70年の和季は2016年に閉店し、手拭い製作を中心に活動しながら、イベントなどでの販売を開始。2011年に調布の代表的な観光地や物産品をイラスト化し手染めした「調布手拭い」、2015年には「実篤手拭い」を手掛け、「調布土産」として人気を集め、手拭いを生地にしたバッグやペンケースなどの商品も展開している。

 「調布ラグビー手拭い」は、今年9月に同市で開催されるラグビーイベントを地元から盛り上げたいと、地元クリエーターの加藤雄一さん、原子尚之さん、宮代志のぶさんに依頼し、4種類の手拭いを完成させた。加藤さんは調布の名所やラグビーなどのスポーツを楽しむ様子を盛り込んだ鳥獣擬画をデザイン、原子さんはだるまをラグビーボールに見立てたデザインと千年乃藤、調布飛行場、だるま市、調布パルコ、味の素スタジアム、布多天神社を取り入れたデザイン2種類を用意。宮代さんは「映画のまち調布」をイメージしたフィルムにラガーマンやラグビーボールをデザインした。

 希望する市内の店舗で委託販売するほか、イベントなどに出品する予定。今後、オリジナル手拭いを和季のブランド「東京手拭い本舗」として展開し、三多摩地区の「ご当地手拭い」製作を目指していくという。

 和季の田中和己さんは「江戸・明治時代から日本人が使ってきた日本手拭いは、日本人の生活・肌に適している。最近は、日本手拭いのコレクターも増えているので、使えば使うほど、味が出てくる手拭いの魅力をより多くの人に知ってもらえたらうれしい。ラグビーデザインは観戦に訪れた外国人観光客の方も気に入ってくれると思うので、街を挙げて盛り上がれるように『ラグビー手拭い』を使って『布の街』をPRしていきたい」と話す。

 価格は1,620円。委託販売店申し込みは電話で受け付ける。

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