食べる 買う

府中・「武蔵野台駅」に地産地消の複合店 地元野菜や限定食パンで地域交流を

京王線・武蔵野台駅改札前にオープンした複合店「武蔵野台商店」

京王線・武蔵野台駅改札前にオープンした複合店「武蔵野台商店」

  •  

 地産地消をテーマにした複合店舗「武蔵野台商店」(府中市白糸台4、TEL 042-306-8280)が2月12日、京王線・武蔵野台駅改札前にオープンした。

「宇治抹茶ラテ」やランチセットの「タコライス」、店内中央にオープンキッチンカウンターを配置、ソファ・椅子・小上がりを用意

 京王電鉄(多摩市)と地元生産者・地元店舗で協業する同店。地産地消をテーマに、地元野菜や地元パン店の商品などが並ぶ売店のほか、地域住民のコミュニティーの場となるカフェを運営する。協業するのは、多磨霊園駅近くでカフェ「the town stand FLAT(フラットスタンド)」を運営するシンクハピネス、府中産を中心に多摩地区で生産された農産物を販売する「Jimono(ジモーノ)」、同駅北口の人気ベーカリー「モルゲンベカライ」の3店。

[広告]

 京王電鉄によると、沿線小規模駅における初のプロジェクト。同駅を利用する通勤客の利便性向上に加え、子育て世代やシニア層など、日常的に駅を利用しない客層もターゲットにする。地域住民の多様なニーズに応える「駅前商業店舗」の新しい形として、地域活性につながるコミュニティースペースを目指す。

 売店には、「モルゲンベカライ」本店にはない限定の「生でも美味(おい)しい食パン」(400円)や、手作りのPOPで生産者を紹介するカラフルな地野菜が木箱に入り、マルシェ風に並ぶ。飲食スペースは、木目を生かしたナチュラルな空間に、ソファ・テーブル席、畳の小上がり席など約50席を用意。フリーWi-Fi・電源を整備するほか、雑誌や絵本を用意して、老若男女さまざまな客のニーズに対応する。

 メニューは、「モーニングセット」(550円)、タコライスやサンドイッチを選べる「ランチセット」(800円~)、ドリンクは「ホットコーヒー」(380円)、「宇治抹茶ラテ(HOT)」(580円)、「サイダー」(300円)などのほか、ビール・サワー・ホッピーなどアルコール類(420円~)も提供。「電車に乗る目的がない方も立ち寄れる場として、また通勤に合わせ買い物やお酒を楽しめる便利な場として、さまざまに利用していただきたい」と、京王電鉄の担当者。

 担当者は「主要な駅ビルとは異なる、各駅停車駅での新たな取り組みで、地元店舗とタッグを組めたからこそ実現した。駅は住民の皆さんにとって『顔』となる場所。線路で南北に分断された地域の人々が、駅に集い交流できればうれしい。多くの方に喜ばれる場所を目指し、今後も地域の声を反映していきたい」と話す。

 営業時間は、月曜~土曜=7時~22時。日曜・祝日=8時~20時。