調布市市民活動支援センター(調布市国領町2)で10月30日、アフリカ南部のジンバブエ共和国の児童学費を支援するための講演会が開催される。
同講演会は、学費の高額化により児童が学業を続けることが困難な同国の児童を支援するため、同国在住の高橋朋子さんの帰国に合わせ企画されたもの。同国の音楽文化情報などや現地状況について講演する予定。当日の参加費はすべてジンバブエ児童学費支援活動に充てるほか、会場でジンバブエ児童学費助成ポストカード(1枚100円)やジンバブエの画家クヮングウヮレさんの絵はがき(11種類)も販売する予定。
講師を務める高橋さんは小樽生まれ。テキスタイルデザイナー、編集者を経て1986年にジンバブエに移住。1992年ジャナグルミュージックプロダクションを設立(後にアートセンターと改め)。ジンバブエを中心にアフリカの音楽、文化情報、現地状況などを日本に伝えている。
主催する尾関さんは「現在の状況は決して楽ではない。日本国内で報道されているような悲惨さとはちょっと違う。明るくたくましく真剣に生きている人びとの姿を、一緒になって苦労しながら彼らを応援する高橋さんの話を聞いてほしい」と話す。
開催時間は19時~20時30分。会費は、一般1,00円、学生500円、小中高生は100円(絵はがき購入代)。定員は40人で申し込み順。