調布市成人式が1月13日、調布市グリーンホール・大ホール(調布市小島町2)で開催され、スーツや振り袖姿の新成人らが笑顔で同市恒例の「大人の階段」を登り、会場入りした。
公立中学校関係者による「新成人を祝う会」が開催された調布駅前広場の様子
毎年、20歳前後の実行委員を募り、成人式第2部アトラクションの企画・運営を任せている同市成人式。昨年6月から案内状のデザインやイベントを企画したほか、実行委員オリジナルデザインの映画観賞券や新成人へ伝えたい情報を取材・調査した情報誌を作成し、記念品として進呈した。
式典の開始前には調布駅前広場とグリーンホール小ホールで、市内の公立中学校関係者による「新成人を祝う会」を開催。中学校時代の写真や恩師からのメッセージなどが展示され、新成人らは母校のブースに集まり、友人との再会を楽しんだ。
式典は、調布中学校和太鼓部による和太鼓演奏で開幕し、FC東京の選手によるビデオメッセージや白百合女子大学チアリーディング部と桐朋学園芸術短期大学桜華乱舞がダンスを披露。さらに、同市出身の女流棋士・香川愛生さんが登場し、ゲストライブを行った。
成人式に参加した小山綾乃さんは「久しぶりに友人に会えてうれしい。栄養士を目指して頑張りたい」と話し、林彩加さんは「母のような大人の女性になれるよう頑張る」と抱負を話し、大人の階段を登った。
今年の同市の新成人は男性1203人、女性1151人の計2354人(2019年12月31日現在)だった。