「映画のまち調布 シネマフェスティバル2020」(2月14日~3月8日)で展開されるトークショー付き上映会などの詳細が明らかになった。調布市文化・コミュニティ振興財団が各種上映会と最新作「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」先行特別上映会付き「第2回映画のまち調布賞」授賞式のチケットを1月24日に発売する。
同フェスティバルは、2月14日から3月8日まで開催する映画の作り手にスポットを当てた映画の祭典。同市内の映画・映像関連企業などが企画の段階から参加し、その全面的な協力の下、同賞授賞式をはじめ、トークショー付きの映画上映会、展示やワークショップなどの各種関連イベントを行う。
トークショー付き上映会のトークゲストは、2月29日上映の「羅生門」に日本映画・テレビ美術監督協会の理事長・竹内公一さんと副理事長の安藤篤さん、3月1日上映の「キングダム」に第2回映画のまち調布賞美術賞を受賞した美術監督の斎藤岩男さん、3月7日上映の「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」に映画プロデューサーの石塚慶生さん、3月8日上映の「アルキメデスの大戦」にVFXディレクターの渋谷紀世子さんが出演。新海誠監督の「天気の子」が同賞作品賞を受賞した記念として3月8日に実施される同監督の作品上映会では、新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクターの土居伸彰さんを聞き手に、新海作品全作でプロデューサーを務めた川口典孝さんをゲストに迎える。
2月29日には、主に映画製作の現場を支える技術者や制作会社といった「映画の作り手」に贈られる「第2回映画のまち調布賞」授賞式をイオンシネマ シアタス調布(小島町2)で開催。授賞式の後には、若松節朗監督の最新作で、佐藤浩市さんと渡辺謙さんら豪華キャストの共演で大きな注目を集めている「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」(3月6日公開)の先行特別上映が決定した。2011(平成23)年3月11日に起きた東日本大震災時の福島第一原発事故で、死を覚悟して発電所内に残った人々の物語を描いた同作を公開前にスクリーンで鑑賞できる。
同賞授賞式は17時開始、先行特別上映会は18時10分から。先行特別上映会付き授賞式のチケットは1,400円。イオンシネマ シアタス調布で販売。全席指定。その他の上映会スケジュールおよびチケット情報は、ホームページで確認できる。