府中市は3月21日から、「ちはやふる」など同市とゆかりのあるキャラクターを描いたデザインマンホールふた13枚を順次設置する。
「府中市マスコットキャラクター『ふちゅこま』のロードレース」「ラグビーワールド カップ2019公式マスコット『レンジー』」「府中観光協会『古都見ちゃん』」が描かれ たマンホール
「ちはやふる」は競技かるたを題材にした末次由紀さん原作の人気漫画で、現在テレビアニメ「ちはやふる3」(日本テレビほか)が放送中。主人公の綾瀬千早と幼なじみの真島太一が府中に住んでいる設定で、所属するかるた会のモデルが片町文化センターを拠点に活動する「府中白妙会」でもあることから、作中に市内の風景が度々登場する。府中白妙会の元会長の前田秀彦さん(史上最年長準名人)は、主人公の師匠・原田秀雄先生のモデルになったと言われている。
同市では「千早と太一が住む街」として、これまでもさまざまな企画を行ってきた。今回設置するマンホールふたには原作者の末次由紀さん描き下ろしのデザインもあり、千早と太一と共に幼なじみで競技かるたのきっかけを与えた綿谷新も描かれる。
マンホールふたにはこのほか、同市観光協会イメージキャラクター「古都見(ことみ)ちゃん」や、ラグビーワールドカップ2019公式マスコット「レンジー」がデザインされる。中でも、同市マスコットキャラクター「ふちゅこま」が東京2020オリンピックで市内を走る競技ロードレースをする絵柄は、ユニークで、市民の注目を集めそうだ。
マンホールふたの設置場所は、それぞれのゆかりのある所だと発表されている。詳細を載せたマップ「デザインマンホールin府中」は3月20日から、観光情報センターなどで配布予定(なくなり次第終了)。
あわせて、観光情報センターほかでは「府中市限定『ちはやふる』オリジナルクリアファイル」(税込み350円)など関連グッズを販売している。