総額1億7000万円分の商品券を子育て家庭に配布する調布市の「調布っ子応援プロジェクト・テイクアウト商品券事業」の申込店舗数が5月8日の募集開始から1週間で100店を超えた。
テークアウトやデリバリーメニュー、書店や文具店などの支払いに使える同商品券。取り扱いを希望する店は事前申し込みが必要で、募集開始後申し込みが相次いだ。
和風弁当や総菜のテークアウトを提供する料理店の店主は「子どもがいる家庭の支援もできて、うちの店も知ってもらえるきっかけになるかもしれない。この企画はとてもいい」と評価。和菓子店店主は「子ども向けのサービスをしたい」と話す。
同市が目標とする取り扱い店数は200店。商品券の発行総額から算出すると1店当たり平均85万円。
一次締め切りは5月20日。同日までに申し込んだ店は商品券と同封する「利用可能店リスト」に掲載し、市内2万世帯以上に郵送する。申し込みはその後も随時受け付け、ホームページで紹介する。