調布市在住のクリエーター3人がデザインした手拭い「調布手拭い」の第2弾が5月8日、販売を開始した。
手拭い製作を中心に活動しながら、イベントなどでの販売する「和季」(調布市布田1、TEL 042-482-2775)。2011(平成23)年に調布の代表的な観光地や物産品をイラスト化し手染めした「調布手拭い」、2015(平成27)年には「実篤手拭い」、2019年には「調布ラグビー手拭い」を手掛けている。
第2弾では、深大寺で行われる「深大寺だるま市」が、日本三大だるま市として知られることから「だるま」がモチーフに選ばれ、引き続き地元クリエーターの加藤雄一さん、原子尚之さん、宮代志のぶさんの3人がデザインを手掛ける。加藤さんは調布の名所をだるまが巡る「調布八景」、原子さんはだるまが映画関係者に扮(ふん)する「映画のまち調布」、宮代さんはだるまと新撰組がコラボするユニークな図案を手掛けた。価格は1,650円。
4月の販売を目指していたが、緊急事態宣言の発令により延期し、昨年作成した「調布ラグビー手拭い」鳥獣擬画デザインのマスクと、第1弾の調布手拭いを夏用マスクとして制作。第2弾販売開始と合わせて、マスク(770円)も販売する。手拭いから手提げバッグやポーチなどを製作して商品化、「調布土産」としての定着化を目指していくという。
和季の田中和己さんは「使えば使うほど、味が出てくる手拭いの魅力をより多くの人に知ってもらえたらうれしい。『布の街』『だるまの街』『映画の街』など調布は多くの魅力が詰まった街なので、手拭いを通して広めていきたい」と話す。
価格は1,650円。販売場所は、田中園(布田1)、勝文堂、暮らしの衣料まつざわ(両、小島町1)。