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調布・国領に食パン専門店「世紀の対決だ」 岸本拓也さんプロデュース

高級食パン専門店「世紀の対決だ」の食パン 「世紀なプレーン」と「時空な葡萄」

高級食パン専門店「世紀の対決だ」の食パン 「世紀なプレーン」と「時空な葡萄」

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 ベーカリープロデューサー岸本拓也さんがプロデュースし、飲食店事業などを経営するサブライム(新宿区)が手掛ける高級食パン専門店「世紀の対決だ」(調布市国領町2、TEL 042-426-9089)が7月24日、調布市国領駅近くにオープンした。

高級食パン専門店「世紀の対決だ」プロデューサーの岸本拓也さん(中央)、サブライムの福田晋大さん(左)、店長の田立和貴さん(右)とスタッフの皆さん

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 「世界をワクワクさせる」という企業理念の下、飲食事業や独立支援事業などを手掛けるサブライムは、居酒屋などを中心にグループ企業も合わせて約470店舗を経営。ベーカリーも1店舗経営しているが、多種多様なパンを取りそろえるベーカリーにはパン作りの熟練した技術が必要となることが店舗拡大の課題となっていた。昨今インパクトのある店名のベーカリーを数多くプロデュースし、各種メディアにも取り上げられている岸本さんが提案する「未経験者でも素材と製法を極め、マニュアル化することでおいしいパンを作ることができる」という考え方に共感しプロデュースを依頼。出店経験のある京王線沿線で落ち着いた生活圏を持つ同所で、日常食である食パンの専門店として同店を開いた。

 地域に合った商品作りを大切にする岸本さんがプロデュースする食パン専門店として98店舗目となる同店。小さな子どもや高齢者も多い地域の特性を考慮して、塩味がまろやかでミネラル豊富な宮古島の雪塩を採用。製粉方法にこだわった小麦粉やフランス産の発酵バター、北海道産の無塩バター、添加物不使用の生クリームなどを使い、「長年愛される優しい味」の食パンに仕上げたという。

 パン職人がいる伝統的なベーカリーへの挑戦、多くの人々がこれまで食べてきたスーパーなどの食パンの味への挑戦、古来より伝わる欧米のパンへの挑戦という意味を店名に込め、印象的な看板を用意。エンターテインメントの一つとして、地域の人々に楽しんでもらえたらとの思いも込めた。

 メニューは、「世紀なプレーン」(2斤=800円)と、シャンパンに漬け込んだレーズンを練り込んだ「時空な葡萄(ぶどう)」(2斤=980円)の2種類を用意する(価格は全て税別)。

 同社営業本部部長の福田晋大さんは「このブランドをほかの地域に展開するのではなく、この地域ならではの味として、地域に愛され、10年、20年と続く地域に根ざした店になれば」と期待を込める。

 営業時間は10時~18時。

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