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府中市産の米や野菜を使った食堂がリニューアル 特産品直売や観光案内も

府中産の黒米を使った「ステーキカレー」

府中産の黒米を使った「ステーキカレー」

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 府中市郷土の森観光物産館(府中市是政6)のレストランが8月1日、名称を「ことみ食堂」に改めリニューアルオープンした。

府中産の野菜がのった「旨塩麹たんめん」

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 同館は、地元農産物や特産品・観光関連グッズの販売、市内のさまざまな観光スポットやイベント情報の提供を行う場として2011(平成23)年に新設。レストランは地産地消を推進するために、府中産の食材を使ったメニューを提供している。名称の「ことみ食堂」は、府中観光協会キャラクターの「古都見(ことみ)ちゃん」に由来。

 メニューは、提携農家が育てた黒米(くろまい)を使った「ステーキカレー」(1,180円)、府中産の野菜がたっぷり載った「旨塩麹(うましおこうじ)タンメン」(800円)など。黒米は古代米とも呼ばれる昔ながらの品種で、同観光協会が推奨する物産ブランド「府中太鼓判」の一つでもある。

 「府中太鼓判」は黒米のほかに、府中うめぇもの研究サークルが開発し府中産ブルーベリーと阿蘇産ジャージー牛乳を使った「TOKYO府中アイス」などがあり、同館の「野菜・お土産品コーナー」で販売している。

 担当者は「府中で採れた新鮮な野菜や農産物を味わってほしい」と話す。「情報提供コーナーで市内の観光パンフレットを配布しており、コロナ禍で遠出せずに近場の見どころを楽しむときの参考にしていただければ」とも。

 営業時間は、物産館が10時~18時、ことみ食堂が平日=10時~16時30分、土曜・日曜・祝日=10時~17時30分(季節により変更あり)。月曜休館(月曜が祝日のときは翌日、併設する府中市郷土の森博物館にあわせて臨時開館・臨時休館あり)。

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