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府中で打ち水推進「相談所」 コツまとめた「手ぬぐいハンカチ」贈呈も

数量限定の記念品は、手ぬぐい生地でできた長方形のハンカチ

数量限定の記念品は、手ぬぐい生地でできた長方形のハンカチ

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 夏の暑さを和らげる昔ながらの生活の知恵「打ち水」を広めるために府中市環境保全活動センター(府中市宮西町2、TEL 042-368-4410)では現在、「打ち水よろず相談所」を開設している。相談所の利用者には、打ち水のポイントを紹介したオリジナルデザインの「手ぬぐいハンカチ」を贈呈する(先着150人)。

昨年の「打ち水イベント」の様子

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 同センターでは昨年まで、東京都が推進する「打ち水日和~江戸の知恵・東京のおもてなし~」の一環として「府中のおもてなし 打ち水日和」を開催してきた。大國魂神社近くの「ふちゅこまーけっと前広場」で打ち水を体験するイベントを行った。

 今年は新型コロナウイルス感染症拡散防止のため、大勢が密集する可能性のあるイベントを開催しない。代わりに、各家庭や近所などの身近な場所で打ち水を行ってほしいと呼び掛けている。自宅の洗面器やバケツで行ってよいが、希望者には雰囲気のある木桶と柄杓を貸し出し、打ち水の仕方を紹介する「打ち水よろず相談所」を役所本庁東庁舎7階の同センターに開設した。

 担当者は「自宅周辺や近所の公園など小さな場所でもあちこちで打ち水を数多く行ってもらい、温暖化防止の意識を持っていただきたい。将来的には、さらに多くの市民による打ち水で、市内の温暖化防止につなげたい。打ち水を効果的に行う時間や場所などを紹介するので、多くの人に実践してもらえたら」と呼び掛けている。

 さらに「市民それぞれに打ち水をお願いするのは初めての試みなので、行ったときの様子を写真撮影し提供していただけるとありがたい。集まった写真をまとめて、打ち水の紹介資料を制作する。協力者には資料を贈呈する」と話す。

 開設時間は平日9時~17時。9月25日まで。

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