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調布・京王多摩川のカフェで「アイスりんご飴」 祭屋台の定番いつでも

「KNOB CAFE(ノブカフェ)」で販売を開始した「アイスりんご飴」

「KNOB CAFE(ノブカフェ)」で販売を開始した「アイスりんご飴」

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 調布市京王多摩川駅近く、多摩川沿いに立地するカフェ「KNOB CAFE(ノブカフェ)」(調布市多摩川4、TEL 042-430-1114)が8月20日、祭屋台の定番の一つリンゴあめを冷凍した「アイスリンゴ飴(あめ)」の販売を開始した。

「KNOB CAFE(ノブカフェ)」店主の田中信幸さん

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 イベント・番組制作会社に長年勤務し、仕事柄つながりのあった若手ミュージシャンなどの活躍の場となるような飲食店を持ちたいと数年前から考えていたという同市内在住の田中信幸さんが、今年4月1日にオープンした同店。旧店「多摩サイ倶楽部(くらぶ)」の店主とも交流があり、閉店した店舗を引き継ぎ、近隣ではあまり見掛けない、田中さん自身がおいしいと思うものを独自に仕入れ、時にはライブイベントなどを行う気軽に立ち寄れる親しみやすいカフェを目指している。

 メニューは、府中の市場の繁盛店で今年3月に閉店したうどん店「そこそこ」のレシピと料理人を受け継ぎ再現した「そこそこ牛すじカレー」、「多摩サイ倶楽部」のレシピを引き継いだ「多摩サイ風チキンカレー」(以上700円)、同市つつじヶ丘駅近くの老舗コーヒー豆専門店「Pao Coffee(パオコーヒー)」の豆を使って一滴ずつ抽出する「水出しアイスコーヒー」(500円)、知人のパティシエが焼く「手作りマフィン」(300円)などを用意する。

 コロナ禍でのオープンとなったが、感染予防策を徹底しながら時短営業を続け、目の前の多摩川の河原で遊ぶ親子連れや散歩する客なども多いことから、食事や飲み物、クッキーやチーズなどテークアウト商品も各種用意。今回、欧米では秋の収穫祭やハロウィーンで提供され、日本でも祭屋台の定番で、昨今専門店もオープンし話題となりつつあるリンゴあめを凍らせた「アイスりんご飴」(500円)を独自に仕入れ、販売を開始した。テークアウトだけでなく、店内で食べることも可能で、「しばらく置いて少し溶かしてから、切り分けて食べるのがお勧め」と田中さんは言う。

 店名の由来で田中さんが好きなバーボン「KNOB CREEK(ノブクリーク)」(500円)や「ヱビスビール」(中びん=700円)などのアルコールも取りそろえ、当初思い描いていたアコースティックライブやイベントなども感染予防を徹底しながら徐々に企画し、コロナ禍が落ち着いた後には夜の営業も行う予定。

 田中さんは「これからも独自に仕入れた新しい商品を提供していきたい。多摩川を見渡せる絶好のロケーションで、居心地よく過ごしていただけたら」と話す。

 営業時間は11時~19時。火曜、悪天時休業。

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