国立天文台(三鷹市大沢2)は9月26日、オンラインによる観望会を開く。
9月26日に行う「オンライン定例観望会」の配信ページ ©国立天文台
同台三鷹キャンパスではこれまで、多くの市民に天文学の面白さや不思議さに触れてもらい天文学に興味を持ってほしいと毎月2回「定例観望会」を開催してきた(事前申込による抽選制)が、新型コロナウイルス感染症が広まってからは感染拡大を防止するために中止していた。
担当する天文情報センター普及室では、安全に多くの人に天体観望を楽しんでもらうためにユーチューブライブで公開配信を行うことにした。初回の8月22日は、運営する学生スタッフが中心になり、同台開発の「4次元デジタル宇宙ビューワーMitaka」による宇宙の話、見頃を迎えた木星と土星の解説、50センチ公開望遠鏡で観測したアーカイブから天体映像の配信を行った。
26日は月・土星・球状星団M15・散開星団M29などについて解説する予定。晴れて月や星が見える状態なら、50センチ公開望遠鏡から天体のライブ配信も行う。配信時間は19時~20時30分(予定)。「定例観望会ページ」に当日はられるリンクから視聴できる。
今後の開催予定は未定で、決まれば「国立天文台三鷹 定例観望会」ホームページで発表する。