調布のイオンシネマ・シアタス調布で2月20日から28日までの9日間、スタジオジブリ制作「となりのトトロ」が上映される。
同作品は2021年2月5日から開催される「映画のまち調布 シネマフェスティバル」の企画の一環として上映されるもの。同イベントは今回で3年目。初年度の2019(平成31)年3月には「風の谷のナウシカ」を、前回は「天空の城ラピュタ」を上映。スタジオジブリの旧作品を映画館で観ることができる機会はめったにないと、毎回好評を博してきた。
同作品は同映画館で最大のスクリーン10で上映予定。同スクリーンは幅約20メートル、4ウェイ立体音響システム「ULTIRA(ウルティラ)」が設置され、臨場感あるサウンドと迫力のある映像を楽しめる。スタジオジブリが制作当時の35ミリフィルム初号試写に限りなく近づけたDCPでの上映となる。
かつて「東洋のハリウッド」と呼ばれた調布には、今も角川大映スタジオや日活調布撮影所のほか40を超える映画・映像制作関連会社が存在していることから、同フェスティバルは「映画をつくるまち」をテーマに、映画製作者にスポットを当てた映画祭として開催。撮影、照明、録音、美術、編集の各分野で専門家が選考し、秀でた業績を残した人を表彰するほか、人気投票で選ばれた作品の上映や映画にちなんだ展示なども行う。
上映時間はホームページで確認できる。チケットの販売は2021年1月16日から。