調布市グリーンホール(調布市小島町2)で1月11日に行われた「平成22年調布市成人式」で、大学生ら13人で構成された同成人式実行委員会により企画・制作された情報マガジン「『C20』~新成人が自立するマガジン~」が配布された。
調布市は2004年の成人式から毎年募集を行い、20歳前後の若者らで実行委員会を結成し企画から運営までを任せている。文部科学省の後援を得て実施している「成人式大賞」選定機関の「新成人式研究会」(千代田区)で同市は2006年から連続4年間、優秀賞を受賞している。
同誌の表紙や名前は人気フリーペーパーのパロディーで、「調布グルメ」「調布散歩」「オススメ映画」「合コンマニュアル」「大人のマナー」など若者ならではの視点でとらえたコーナーや、「調布市民度チェック」と題した地元ならではの企画ページなどで構成する。仕様はA5版20ページ。
同実行委員会の大嶋飛可さんは「今年で実行委員は2年目で、なおかつ自分の成人式だったので、昨年を上回る式にしたいという意気込みを持って臨んだ。苦労もあったが、幅広いことにも取り組むことができ、皆さんにもきっと式を楽しんでもらえると思う」と話す。「虎穴に入らずんば虎子を得ずという故事のように、自分に対して常に挑戦者でありたい」と二十歳(はたち)の抱負も。
今年の調布市成人式の参加者は1,036人。新成人は市内で2,009人(2009年11月30日現在)。