「じぶんにもどるところ」をコンセプトに立ち上げられた「JIMOTO」ブランドのオリジナル企画商品「JIMOTOTE(ジモトート)」の「東京・TAMAシリーズ」が4月16日、販売を開始した。
国立、立川、吉祥寺、調布、八王子の5つのデザインが完成した「東京・TAMAシリーズ」
2015(平成27)年にジムニーワークス(北海道札幌市)が、各市町村を象徴する物産、文化、観光名所など、「じもと人」が誇りに思っているもの、懐かしく思っているものを独自のロゴマークとしてデザインし、トートバッグに仕上げた「ジモトート北海道」を商品化し、2020年10月時点で北海道104市町村を達成した。スピンオフシリーズとして「ジモトート湘南」「ジモトート九州」も展開している。
北海道で同企画に携わっていたスタッフの島村郁さんが、地元の調布市に戻り、「ジモトート東京・TAMA」のプロジェクトリーダーとなり企画。2020年に国立市で開催したプロモーションイベントで行ったデザインモチーフに関するアンケートの結果を参考に、国立、立川、吉祥寺、調布、八王子の5つのデザインが完成した。サイズは、約420×380×130ミリメートル、持ち手は約30×550ミリメートル。
調布のジモトートは、深大寺の象徴「山門」をメインモチーフに起用し、全体をまとめるフレームとして表現。「神代植物公園」「深大寺そば」「味の素スタジアム」「調布飛行場」をデザイン。ポイントには、「映画のまち調布」を現す映画撮影の小道具「ガチンコ」や「水木しげる/ゲゲゲの鬼太郎」を想起してもらう「げたとばし」の様子を表現した。
島村さんは「私がまれ育った町、地元・調布の魅力をたっぷり詰めた『ジモトート調布』は、調布にお住いの方はもちろん、以前、調布に住んでいた方や、訪れたことがある方など、何かしらの想がある方への贈り物としてもぜひご利用いただきたい」と話す。
販売は、多摩地区を中心としたセレクトショップやインテリア雑貨店、書店、カフェなど。「ジモトートウェブサイト」や通販サイトでも購入できる。価格は1,650円。