見る・遊ぶ

国立天文台が「小学生向け天文ミニレクチャー」配信 皆既月食控え解説

5月26日の皆既月食の前に学べる「小学生向け天文ミニレクチャー」©国立天文台

5月26日の皆既月食の前に学べる「小学生向け天文ミニレクチャー」©国立天文台

  • 56

  •  

 国立天文台(三鷹市大沢2)は5月11日、「小学生向け天文ミニレクチャー 第7回『月食が起きるってホント?』」をネット配信する。

[広告]

 同台では天文現象や暦などの時節に合わせたテーマで、子ども向けに分かりやすく解説する動画「小学生向け天文ミニレクチャー」を制作し公開してきた。今回は、5月26日に起きる皆既月食にちなみ、月食の仕組みや見方などを10分ほどに要約して説明する。

 今回の皆既月食は全国で見られる。東京では18時37分に東南東から満月が昇ると、間もなく45分に欠け始める。20時9分に南東の低い空で皆既食を迎え、20時28分まで続く。月食は21時53分で終わり、満月に戻る。

 国立天文台によると「皆既食中の月は全く見えないのではなく、赤黒い色に見えることが多い」という。「今回の月食は小さな子どもでも観察しやすい夜早い時間に起きるので、欠けていく様子や皆既中の色などをぜひ自分の目で見てほしい」と話す。昇ったばかりの低い位置の月が見やすいように、南東の地平線近くの空が開けた場所が観察に適している。

 ミニレクチャーの配信開始は16時(約15分間の予定)。その後は、ユーチューブの「国立天文台チャンネル」で見ることができる。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース