京王線府中駅北口の旧府中グリーンプラザ跡地に7月27日、「ホテル ケヤキゲート東京府中」(府中市府中町1)のホテルと2階テナントエリアが先行オープンする。ホテル運営会社のスターツホテル開発は6月1日、ネット限定で宿泊予約の受け付けを始めた。
旧府中グリーンプラザは1980(昭和55)年に開館した市営施設で、府中駅とペデストリアンデッキ(府中スカイナード)で直結した利便性とステージや教室を備えた設備により市民の文化活動の拠点として利用された。2017(平成29)年、府中駅南口に開業した大型複合ビル「LE SIGNE(ル・シーニュ)」内に市民活動センター「プラッツ」が完成すると、同施設は建物の老朽化のため2018(平成30)年3月で閉館した。
「ホテル ケヤキゲート東京府中」は鉄骨地上8階建て、延べ床面積約5,824平方メートル。1階~2階がテナントとホテルフロント、3階~8階がホテル客室(シングルルーム・ダブルルーム・ツインルーム・トリプルルーム・ユニバーサルルームの全156室)。
1階の飲食店「カフェ・ド・クリエ」とドラッグストア「ココカラファイン」は8月オープン予定。2階はコワーキングスペースとシェアキッチンを併設した「LIGHT UP LOBBY」のほか、不動産業「ピタットハウス府中店」がホテル開業と同時にオープンする。
現在、公式ホームページで「開業記念プラン」を販売中。同グループ会員には、開業記念の特典ポイントを進呈する。