調布飛行場との定期便を運航している伊豆大島(大島町)の「大島空港」が現在、愛称を募集している。
同空港は1952(昭和27)年、村営の大島飛行場として開場した。現在は調布飛行場と約25分でつながり、三宅島や利島とも結ばれている。
全国には愛称の付いた空港があり、地元の偉人や動植物、ゆかりのアニメキャラクター名を付けているところもある。同空港を管理する東京都港湾局は「海に山、島の文化や風習が育んだ独特の食文化など、さまざまな魅力にあふれる大島の空の玄関口として、末永く愛され親しまれる愛称を寄せてほしい」と呼び掛けている。大島町は「愛称によって島民はもちろん全国、全世界の人たちに大島空港を知ってもらい、地域と空港のさらなる活性化を目指したい」と期待を寄せる。
選考結果は7月上旬、同港湾局と大島町のホームページなどで発表する。採用された愛称の応募者が複数だった場合は抽選で採用者を決定し、メールまたは電話で通知。採用者には賞状を授与し、調布飛行場~大島空港の往復ペアチケットなど記念品を贈呈する。
応募方法は、愛称と理由(任意)に必要事項を添えて、件名「大島空港愛称」でメール送信(aisyo.ap@section.metro.tokyo.jp)。募集期間中は何度でも応募できるが、1通につき愛称は3点まで。受け付けは6月11日まで。