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府中市美術館で「映えるNIPPON」 江戸~昭和の名所を描いた作品展示

府中市美術館で開催中の「映えるNIPPON 江戸~昭和 名所を描く」

府中市美術館で開催中の「映えるNIPPON 江戸~昭和 名所を描く」

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 江戸時代から昭和における日本各地の名所を描いた絵画・版画・印刷物を紹介する展覧会「映えるNIPPON江戸~昭和 名所を描く」が現在、府中市美術館(府中市浅間町1、TEL 050-5541-8600)で開催されている。

吉田初三郎「神奈川県鳥瞰図」1932(昭和7)年 神奈川県立歴史博物館蔵(部分)

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 展示作品は、前期(6月13日まで)と後期(6月15日~7月11日)で一部作品を入れ替えて全110点。同館は今回の見どころを4つ挙げている。

 1つ目は「江戸・明治・大正・昭和の広重」と評される個性的な絵師4人による共演。「名所江戸百景」の歌川広重、文明開化の東京を光と闇の対比で描いた小林清親(きよちか)、大正~昭和の観光ブームを支えた鳥瞰図(ちょうかんず)の吉田初三郎(はつさぶろう)、叙情的な日本の風景を世界に届けた川瀬巴水(はすい)。各時代それぞれの作家が描いた名所作品を紹介する。

 2つ目は、長さ4メートル以上もある初三郎「神奈川県鳥瞰図」の展示。超大型の肉筆作品には電車や自動車も細かく描き込まれ、大山は富士山ほど高くデフォルメされている。初三郎式鳥瞰図の世界を「じっくり堪能できる」という。

 3つ目は、昭和初期に選定された国立公園を描いた絵画。当時の作家が新たな名所をどう「映え」させたかを鑑賞できる。

 4つ目は、各コーナーに度々登場する、富士山をテーマにした作品。「画家や時代を超えて描き継がれてきた富士山を見比べるのも醍醐味(だいごみ)」としている。さらに、富士山と同じく「日本の心のふるさと」ともいえる、向井潤吉が描いた田園風景や民家にも「郷愁を誘われる」という。

 同展について、担当者は「時代の変化の中で新たに登場した景物、時を超えて受け継がれた表現、誰もが心に浮かべる日本の景色、そんな『映える』日本を巡る旅を楽しんでいただければ」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時(入場は16時30分まで)。会期中は月曜休館。観覧料(常設展を含む)は、一般=700円、高校生・大学生=350円、小学生・中学生=150円(府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」提示で無料)、未就学児・障がい者手帳などを持った人は無料。

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