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調布・仙川にイタリア料理新店「ラ プリマ パージナ」 コース料理でフードロスに配慮も

「La Prima Pagina」ディナーコースの一例 ラムのローストをメインに

「La Prima Pagina」ディナーコースの一例 ラムのローストをメインに

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 旬の食材を使ったコース料理を中心とするイタリア料理店「La Prima Pagina(ラ プリマ パージナ)」(調布市若葉町2、TEL 050-8881-5142)が5月13日、調布市仙川の住宅街にオープンした。

「La Prima Pagina」オーナーシェフの金子悠仁さん(右)とソムリエ兼シェフの伊藤佑太さん(左)

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 オーナーシェフの金子悠仁さんとソムリエ兼シェフの伊藤佑太さんの2人が開いた同店。調布市内で生まれ育ち、市内のレストランでイタリア料理に従事して以来約20年間、都心を中心にイタリア料理一筋で経験を積んできた金子さんが長年独立を考える中、希望する立地・広さの物件に出合い開業を決意。1人で店を切り盛りするよりも、仲間と協力しながら運営していく方がサービスの幅が広がると考え、飲食店や専門学校で各種料理を学んだ後、調理の仕方に面白さを感じてイタリア料理の道を選び、ソムリエ資格も取得して新たな展開を考えていた元同僚の伊藤さんに声を掛け、同店のオープンに至った。

 「上質なイタリア料理を良心的な価格で楽しんでいただく」ことをコンセプトに、市場に多く出回る旬の食材を使うほか、パンや一部のパスタなども手作りし価格に反映。ランチ・ディナー共にコース料理を中心に提供することでフードロスも削減する。

 店名はイタリア語で「最初のページ」を意味し、2人で始めた1ページ目という思いを込めた。店舗面積は約10坪で、テーブル8席とカウンター6席を用意し、青と白と木を基調に南イタリアの海沿いのレストランのような開放感のある雰囲気に仕上げた。各席に仕切りのアクリル板を用意するなど感染予防を徹底し、緊急事態宣言中はランチのみとし、アルコール類の提供は自粛して営業する。

 ランチコース(1,300円)はスープ・前菜2皿・パスタ・デザート・コーヒーの全5品で、旬の食材により内容を変えたメニューを一皿ずつ提供し、約1時間半かけてサービスする。緊急事態宣言解除後に開始するディナーは、20時まで全8品のフルコース、それ以降はアラカルトメニューを用意し、ワインについても料理に合った銘柄をそろえる予定。

 金子さんと伊藤さんは「『この価格でこの高いクオリティーのコースが食べられるとは』と驚いていただけるような料理を提供していきたい。かしこまらずに気軽に日常的に利用していただけたら」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~13時、13時~14時30分の入れ替え制。現在自粛中のディナーは17時30分~23時を予定。水曜定休。

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