調布市内の私立幼稚園の情報を提供する「調布幼稚園入園フェア」を6月28日から、調布子育て応援ホームページ「コサイト」が動画配信する。
調布市との協働で開設された、調布子育て応援ホームページ「コサイト」や子育てカフェ「aona」(調布市布田4、TEL 050-3745-8864)を運営するNPO法人「ちょうふ子育てネットワーク・ちょこネット」が主催する同フェア。幼稚園は文部科学省が所管する教育機関で、幼児期の子どもに対して、さまざまな体験、遊びを通して多様な学びを提供している。その教育内容は幼稚園ごとに特徴があり、子どもに合った園が選べるのも幼稚園ならではの魅力であることから、各園独自の取り組みや教育方針を詳しく紹介しようと、2017(平成29)年から同フェアを開いている。
2019年までは同カフェで開いていた同フェア。毎回約200組の親子が来場し、熱心に各幼稚園の担当者に質問をする姿が見られるなど盛況だったが、昨年はコロナ禍により動画生配信で開催。「小さな子ども連れで情報を集めるのが大変」「いくつもの園を回るのは感染の不安もある」「引っ越してきたばかりで、情報が少なくて困っている」などの声に応えたい、と今年もウェブでの開催を決めた。
参加園は、晃華学園マリアの園幼稚園、駿河台大学第一幼稚園、調布多摩川幼稚園、調布若竹幼稚園、調布白菊幼稚園の5園。内容は、参加幼稚園の紹介、園長らによる各園の魅力紹介、教育についての座談会、在園児・卒園児保護者の声紹介などの動画のほか、7月1日以降には参加幼稚園の入園案内セットの配布を同カフェで予定する。
同NPO理事長で、コサイト統括編集長も務める竹中裕子さんは「市外の幼稚園に通う人が多いので、もっと多くの皆さんに調布の幼稚園の魅力を知ってほしいという気持ちで開いてきた。動画や座談会を通して、各園の園長先生の話を聞くこともできるので、ぜひ園選びの参考にしていただけたら」と参加を呼び掛ける。