「調布スマートシティ協議会」の設立総会が6月24日、電気通信大学(調布市調布ケ丘1)100周年記念ホールで行われた。
同市が抱える社会的課題を解決し、豊かな市民生活や持続的な地域の成長を目指す同協議会。産官学民の連携とデジタル活用で新しいサービスや事業を創出するとともに、行政への施策や政策の提言を行う。
同協議会の設立メンバーは2003(平成15)年より同市と相互友好協定を結ぶ電気通信大学、2004(平成16)年より同市の地域情報化に取り組むNPO法人「調布市地域情報化コンソーシアム」、2019年に同市と包括的パートナーシップ協定を締結したアフラックの4者。
当日は同協議会の設立経緯の説明後、長友貴樹調布市長のほか、田野俊一電気通信大学長、大前勝巳調布市地域情報化コンソーシアム代表理事、古出眞敏アフラック生命保険社長が出席し、同協議会の抱負などを語った。
今後は、ニューノーマルへの対応や市民向けの健康管理アプリケーションなどのヘルスケア、地域人材育成につながるワークショップ、情報連携やコミュニケーションなどを協議テーマとして検討しているという。