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FC東京に復帰の長友佑都選手、雨の「味スタ」ピッチで躍動 記念グッズ販売も

復帰直後の試合で快勝し、仲間選手と笑顔を見せる長友佑都選手 ©F.C.TOKYO

復帰直後の試合で快勝し、仲間選手と笑顔を見せる長友佑都選手 ©F.C.TOKYO

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 11年ぶりにFC東京に復帰した日本代表の長友佑都選手は9月18日、J1リーグ第29節の横浜FC戦にスタメンで出場した。試合は4-0でFC東京が勝利し、8位に順位を上げた。

ファン・サポーターの声援に応える長友佑都選手 ©F.C.TOKYO

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 長友選手は2007(平成19)年に JFA・Jリーグ特別指定選手としてFC東京に加入すると、大学卒業を待たずして翌年にプロ契約。間もなく日本代表として活躍し2010(平成22)年7月、イタリア(セリエA)チェゼーナへの期限付き移籍が決まった。退団セレモニーでは、本田圭佑選手を意識したサングラス姿で立ち「世界一のサイドバックになって、また青赤のユニホームを着たい」と涙ながらにファン・サポーターに別れを告げた。

 名実ともに「世界一のサイドバック」になった長友選手は自身の誕生日である9月12日、古巣への完全移籍加入を発表した。同日に試合が行われた味の素スタジアムで「僕はこのクラブで勝利したいです。このクラブでタイトルを獲りたい」とあいさつ。ファン・サポーターの期待に応えるように18日、4144日ぶりの青赤ユニホーム姿を見せた。

 試合は、台風から変わった温帯低気圧による強い雨が降る味の素スタジアムで行われ、ディエゴ オリベイラ選手やレアンドロ選手らの活躍で前半に3点を挙げる。途中で長友選手が、仲間選手だけでなく客席にも応援を求めるような仕草で鼓舞するシーンも。後半に1点を追加するとチームは4-0で快勝し、長友選手はフル出場した。

 試合後のインタビューでは胸のエンブレムを力強くつかみ、「うれしいです。マジでうれしいです」と満面の笑みで絶叫。「みんな一丸となって戦っていきましょう」と観客に呼び掛け「ヨッシャー」とポーズを決めた。

 長友選手が2007年に公式戦デビューした試合を三ツ沢公園球技場(当時)で観戦したという男性は「よくぞ帰ってきてくれた。気合い面でも技術面でも体現してくれる長友選手が戻ってきてくれて今後が楽しみ」と期待を寄せる。

 FC東京では現在「長友佑都選手FC東京復帰記念グッズ」受注販売の予約を受け付けている。「NAGATOMO IS COMING BACK」特別バージョンのプレーヤーズTシャツや、サングラス姿をデザインしたTシャツ、移籍セレモニー時と復帰加入した姿の缶バッジ2個セットなどのグッズを用意した。申し込みは9月27日23時59分まで。一部商品は数量限定でオフィシャルショップで販売中。

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