府中市の冬の風物詩「府中けやき並木イルミネーション2021」が11月10日、京王線府中駅周辺で始まる。初日は点灯式を行い、ミニコンサートなどで盛り上げる。
今年で17回目になる同イベントの今回のテーマは「府中を灯(とも)すあったかイルミ」。市のシンボルで国の天然記念物にも指定されている「馬場大門のケヤキ並木」のけやき並木通りと、市の玄関口である府中駅南口ペデストリアンデッキ周辺をLED電球で飾る。さらに府中スカイナードの装飾を一新して、座った状態で写真が撮れるイルミネーションを設置。担当者は「SNS映えするスポットになると思うので、ぜひ写真を撮りに来てほしい」と呼び掛ける。
けやき並木通りの一部では、東京2020オリンピック自転車競技ロードレースのパレードコースになったことを記念した「5色の光彩によるライトアップ」や、馬場大門という地名にちなんだ「馬をモチーフにしたイルミネーション」も行う。
10日17時20分から、フォーリス前けやき広場(府中市宮町1)で点灯式を行う。明星大学デザイン学部の学生が制作したPR動画を上映した後、カウントダウンを行い一斉点灯する。ミニコンサートでは、ハンドベル合奏団「東京ベルオーケストラ」と東京農工大学ピアノ部が演奏を披露する。
同市担当者は「感染予防に配慮しながら、周囲の人と距離を空けマスクを着用してイルミネーションを楽しんでほしい」と呼び掛ける。
点灯時間は16時30分~24時(11月10日のみ17時30分~)。12月26日まで。