調布市文化・コミュニティ振興財団が11月21日、第4回日本映画人気投票の結果を発表した。
投票は2022年2月11日から開催される「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」の一環として企画されたもの。2020年9月1日から2021年8月31日までに国内の商業映画劇場で、有料で初公開された日本映画から、調布市在住・在勤・在学者とアタス調布来場者が好きな作品を選ぶ形式で行い、今年2月20日~9月5日の投票期間内に1万465票が集まった。
投票結果は、1位「花束みたいな恋をした」、2位「天外者(てんがらもん)」、3位「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」、4位「ミッドナイトスワン」、5位「浅田家!」、6位「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、7位「東京リベンジャーズ」、8位「ブレイブ-群青戦記-」、9位「ファーストラヴ」、10位「罪の声」(11位以下はウェブに掲載)。
この結果により、同フェスでの上映作品と映画制作現場を支える「映画のつくり手」に贈る「第4回映画のまち調布賞」の作品賞と技術部門5賞(撮影・照明・録音・美術・編集)のノミネート作品を決定する。
結果を受け、1位の「花束みたいな恋をした」、2位の「天外者」、3位の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」など7作品の上映が決定。一部上映には監督や技術スタッフなどのゲストを招いたトークショーの実施も予定する。
さらに同フェス期間中、来年生誕100年を迎える調布市名誉市民・水木しげるさんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」アニメ第3期作品の上映に加え、1989(平成元)年公開のスタジオジブリ劇場版長編アニメーション「魔女の宅急便」(宮崎駿監督)をイオンシネマシアタス調布で上映することが決まっている。
「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」の開催期間は2022年2月11日~3月6日。