調布市染地の多摩川住宅のギャラリー兼オープンスペース「点と未来デザインラボラトリー」(調布市染地3、TEL 042-486-0170)で現在、アート作品展「げんきプロジェクトEXHIBITION」が開催されてる。
同ギャラリーは、美術教室「調布美術研究所」が母体となり、プロ・アマ問わずクリエーターがさまざまな表現を実験しする「遊び場」として2017(平成29)年4月にオープン。調布市のパラアートコーディネーターを務める同研究所主宰の師井榮治さんが、パラアートをさらに一歩進めた持続可能な取り組みとして、絵やグッズの販売を通して障がい者が報酬を得られることを目的に同展を企画した。
出展は、障がいのあるアーティストのたまごたち5人も通う同研究所や「好きなことを仕事にする」をコンセプトにアート活動を通して報酬を得られる仕組みを目指すNPO法人「ファーストステップ」(染地3)、障がい者の多機能型事業所「しごと場大好き」(布田3)。
師井さんは「障がいがある人も心を病んでいる人も『自分の心』を描いたアート作品をより多くの人に伝えることで、見る側も描く側の人間も共に元気になる。差別のない共生社会を目指そうという基本理念を持って、今後も活動していきたい」と話す。
開催時間は14時~18時(土曜・日曜は15時~)。7月18日まで。