調布市文化・コミュニティ振興財団が5月20日、6月18日から開催される「第10回『調布国際音楽祭2022』」に布多天神社神楽殿での追加公演を発表した。
2013(平成25)年に「調布音楽祭」の名でスタートして以来、手作りの感覚と「クオリティー」を両立させたラインアップで開いている同音楽祭。世界で活躍し、2020年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した音楽家の鈴木優人さんをエグゼクティブ・プロデューサーに迎え、国内外の音楽賞を多数受賞する鈴木雅明さんが監修を務めている。今年は、同音楽祭初出演となるNHK交響楽団のコンサートを開催するほか、モーツァルトが書いた生涯最後の交響曲「ジュピター」や鈴木優人さん指揮で編曲によるバッハの「パッサカリア」、バイオリニストの郷古廉さんをソリストに迎えるメンデルスゾーンの「バイオリン協奏曲」など名曲プログラムを用意する。
追加公演は、鈴木優人さんやアソシエイト・プロデューサーの森下唯さんが出演するベヒシュタイン製のピアノを使った演奏会「ベヒシュタイン・ピアノ presents布多天神社できくグランドピアノ」。「ユモレスク」「夏は来ぬ(編曲版)」などを同神社の神楽殿で演奏する。6月25日・26日には桐朋学園大学生や審査会で選ばれた市民音楽家が出演する無料コンサート「ミュージックサロン」をグリーンホールで開催する。
布多天神社公演の開催時間は16時30分~17時15分。ミュージックサロンは、25日=10時~18時15分、26日=14時~19時。