調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で現在、「冨岡奈津江展 陶のいきもの ~土から生まれた生き物たち~」が開催されている。
冨岡奈津江さんは動物の存在やぬくもり、生命感を、粘土を使って表現する陶芸家。野生の本能や生き様、近づくことのできない動物たちの領域に少しでも近づきたいという思いを持ち、人間として生きている中で、ほかの生き物たちが何を思い、心に何を感じていきているのか、湧き上がる動物たちへの疑問を糧に作品を制作している。
同展では、等身大のゴリラをはじめ、ペンギン、ドードー鳥、巨大カブトムシなど30点以上を展示する。期間中、ワークショップやトークショーも企画。トークショーでは、平塚市美術館学芸担当長の勝山滋さんをゲストに迎え、冨岡さんが作品制作の過程や出展作品について話す予定。
開催時間は10時~18時。6月27日・28日、7月25日・26日休館。トークショーは7月16日14時~15時。先着100人(事前申し込み制・042-441-6150)。