星空を投映しながら七夕について解説する「七夕プラネタリウム」が7月2日・3日・7日、府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)で開催される。
織り姫とひこ星の登場する物語が広く知られている七夕の節句。天の川の両岸にいるという2人(2つの星)は実際に明るく輝く1等星で、府中の夜空でも見ることができる。番組ではドームに星空を投映して織り姫星(ベガ)とひこ星(アルタイル)を案内し、行事の由来や歴史を紹介する。
2日・3日は11時30分と15時30分、7日は13時に開始。各回約45分間、定員180人。料金は、大人=600円、中学生以下=300円、4歳未満無料。前売り券は専用サイトで販売中。当日券は9時から館内で販売する。博物館入場料が別途必要。
7日は同館の屋外に望遠鏡を設置して、星空の下で織り姫星とひこ星を探したり、夏に見える天体を観察したりする「星空観望会」を開く(19時30分~21時、悪天候中止)。定員は50人。6月23日から電話で受け付けている(先着順)。
解説員の上野さんは「今年は3年ぶりに日本三大七夕まつりが全て開催されることもあり、七夕への関心が高まっている。伝統行事の七夕について知ることが、星空の楽しみ方を知るきっかけになれば」と話す。「天の川についてもっと詳しいことを知りたい人は、生解説プラネタリウム『キャンプで!宇宙で!?天の川を見よう!』をご覧いただければ」とも。