調布市観光協会(調布市小島町3)が発行している「深大寺散策マップ」の中国語版が完成し、日本3大だるま市の一つである「深大寺だるま市」に合わせて配布される。
浅草の浅草寺に次ぐ古刹(こさつ)として知られる同寺は近年中国からの観光客が増え、バス停付近に設置された「深大寺観光案内所」(深大寺元町1)にも中国語での資料を求める声が多くなってきたことから、同協会職員が同市国際交流協会(小島町2)に依頼して中国語(北京語)に翻訳した。
中国語翻訳を担当した国際交流協会の増澤事務局長は「調布が誇る深大寺をより多くの方に知っていただくため、海外からの観光客にアピールする手伝いになれば」と話す。
マップ内には、バスやレンタカーなどでのアクセスのほか、深大寺境内の史跡や石碑、深大寺そば店の位置なども掲載する。
同協会の山村さんは「NHKのドラマのロケ地になるなど、これからも注目が集まる深大寺が少しでも訪れやすく、国際的なもてなしもできるようになってほしい」と話す。