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調布・布多天神社で「ハロウィーン感謝祭」 菓子の配布やダンスの披露など

境内をハロウィーン装飾で盛り上げる

境内をハロウィーン装飾で盛り上げる

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 布多天神社(調布市調布ヶ丘1、TEL 042-489-0022)で10月29日、「ハロウィーン感謝祭~秋の収穫~」が開催される。

菓子を配る「トリック・オア・トリート」(過去の様子)

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 同イベントは、地域の子どもたちが神社と親しみ境内で楽しく遊んでほしいと願い、飛鳥ダンススクールと共に2018(平成30)年に始めた。

 当日は、境内に設けられたポイントを巡っると菓子が受け取れる「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」を行う(13時・15時)。出発前に、仮装と踊りを楽しむ「コスチューム・コンテスト」を開く。衣装の出来栄えやダンスアピールの盛り上がりによって賞品を用意。コンテストは、子どもだけでなく大人も参加できる。

 16時30分からは本殿前で「五穀豊穣(ほうじょう)子どもの成長感謝」の祝賀を行い、子ども代表がハロウィーンの意味や文化継承について発表する。続いて、スクール生がジャズダンス・ヒップホップダンス・新体操・チアダンスなど、さまざまなジャンルのダンスを披露。日没後は照明をハロウィーン仕様にして盛り上げる。

 禰宜(ねぎ)の野澤晃司さんは「どんな祭もその根本にあるのは『それぞれの信仰を大切にしながら平和を祈る』という気持ちだと思う。個人の幸せだけでなく全体の幸せを祈るのは世界共通。長い歴史の中で多くの日本人はさまざまな宗教を受け入れ、排他的な考えよりも協調して相手を尊重する心を持ってきたことを、イベントを楽しみながら感じていただければ」と話す。「参加した子どもが大人になったとき、楽しかった思い出とともに祭や感謝の意味合いを理解し、神社とのつながりを後世につないでほしい。そのためにもぜひ、家族そろって参加してほしい」と呼びかける。

 開催時間は12時~18時30分。参加無料。雨天の場合は30日に順延。

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