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調布ゆかりの漫画家・つげ義春さん展 「無能の人」上映で竹中直人さん登壇も

「マンガ家・つげ義春と調布」展

「マンガ家・つげ義春と調布」展

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 50年以上にわたり調布市に居を構える漫画家で随筆家のつげ義春さんの作品展「『マンガ家・つげ義春と調布』展」が1月5日から、調布市文化会館たづくり(調布市小島町2)で開催される。

「鳥師」に登場する調布市内の水門

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 つげ義春さんは貸本漫画家時代を経て、1965(昭和40)年から「月刊マンガガロ」などで広く活躍。1966(昭和41)年に水木しげるさんの仕事を手伝うために調布市に転居。代表作「ねじ式」や「紅い花」「無能の人」のほか、エッセー「つげ義春日記」「貧困旅行記」などで、独特の作品世界とリアリズムを追求した作風が幅広い分野で高く評価され、2017(平成29)年に「第46回日本漫画家協会賞大賞」、2020年にはフランスの「第47回アングレーム国際漫画祭」で特別栄誉賞を受賞している。

 同展では、作品に描かれた調布の風景や家族の暮らし、映画化された作品などを複製原画と写真で紹介する。期間中、つげさん原作で竹中直人さんが監督を務めた映画「無能の人」上映会も開催。19日の上映会では竹中直人さんと映画ライターの増當竜也さんをゲストにアフタートークも予定する。

 開催時間は10時~18時。入場無料。19日の上映会は18時~。1月22日まで。

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