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調布・府中 年末年始の寺社参拝は予約や分散で 露店出店する境内も

約1940年の歴史があり、調布の鎮守として親しまれている「布多天神社」

約1940年の歴史があり、調布の鎮守として親しまれている「布多天神社」

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 調布の深大寺(深大寺元町5)と布多天神社(調布市調布ヶ丘1)、府中の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ=府中市宮町3)が、年末年始の参拝について予約や分散を呼びかけている。

今回から渡される深大寺の「護摩札分身」は、名入れの護摩札が届くまでのお札

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 深大寺は、除夜の鐘つきを関係者のみで行う。本堂の護摩祈願は、除夜~1月9日の毎日と15日~29日の土曜・日曜に20~30分間隔で継続して行い、参加者は入れ替え制で椅子に座って受ける。時間は、除夜=0時~1時(受け付け12月31日22時~)、1月1日~3日=8時30分~16時(同8時~)。以後、日によって異なる。1月10日~節分前日(2月2日)の平日は1日5回行う。

 祈願者には、元三大師(がんざんだいし)が鬼の姿となって疫病神を退散した角大師(つのだいし)を印(しる)した護摩札を授与。護摩札分身には、僧侶が祈願して清めた護摩の灰が納められている。角大師が描かれた「交通安全ステッカー」も刷新し、正月より授与する。

 深大寺そば組合は、年末年始の各そば店の営業時間をホームページに掲載している。露店は出店しない予定。

 布多天神社は、初詣新春祈願を予約優先(事前電話)で行う。昇殿する組数や人数を制限し、9時30分から30分間隔(日によって異なる)で15分ほど斎行する。祈願後に神前に供えた神酒などを頂く直会(なおらい)は感染予防のため行わない。境内には、露店とキッチンカーが出店する。

 大國魂神社は大みそかの12月31日、一年間のけがれをはらう「大祓式(おおはらえしき)」を行う。一般参加でき御拝殿前で神事を執り行う(17時)。元日0時に太鼓の音で悪疫を退散する「初太鼓打初式」を崇敬者らが行う。大みそかは終夜開門(12月31日6時30分~1月1日21時)、2日の閉門は20時、3日の閉門は19時、4日以降の閉門は17時。祈祷(きとう)の受付時間は日によって異なり、拝殿横の御祈祷受付所で申し込む。参道での露店は、大みそか18時~1日21時と2日・3日の9時~閉門に営業する。

 同神社では小正月の1月15日、「古神札焚上祭(こしんさつたきあげさい)」(おたき上げ)を行う。古いお札やお守り・正月飾り・しめ縄などを持ち寄り燃やし、その火に当たって無病息災を願う。13時に神事を行った後、境内の「ふるさと歴史館」北側広場で点火する。

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