府中市郷土の森博物館（府中市南町6、TEL 042-368-7921）プラネタリウムは12月に開催した「特別投映 ベビープラネタリウム」が満員で好評だったため、当初の会期を延長して5月まで毎月1回開催することを決めた。

ドーム内は真っ暗にしない（画像提供：府中市郷土の森博物館）

　同番組は、幼い子どもを連れた家族にも安心してプラネタリウムを楽しんでほしいとさまざまな工夫を施し12月11日に初めて開催。スタッフの上野さんによると、「暗くなるプラネタリウムは、子どもが怖くなって泣き出すかもしれないと心配になる親がいる。この番組では真っ暗にせず、かわいらしいイラストを映したりなじみのある音楽をかけたりして、幼い子でも安心して鑑賞できる内容になっている」という。「ドーム内は声が反射しやすいので普段はおしゃべりをしないように呼びかけているが、今回は楽しかったら笑ったり、親子で話したいことがあったら自由に会話したりと気軽に楽しめるのも好評」とも。

　12月は前売り券の発売開始から間もなく売り切れになり、当日券も売り切れで入場を断らざるを得ないほどだった。上野さんは「当初は3月までの開催予定だったが、多くの家族に楽しんでほしいと思い、4月と5月も行うことにした。1月と2月は平日開催で週末よりも混雑しないと思うので、足を運べる親子はこの機会にぜひ」と話す。

　開催は、1月26日・2月21日・3月5日（4月・5月は決まり次第発表）の10時15分～10時45分。料金は、大人＝600円、中学生以下＝300円、4歳未満無料。博物館入場料が別途必要。前売り券は2週間前から専用サイトで販売。当日券は9時から館内で販売する。