「第51回調布市環境フェア」が6月17日、調布駅前広場で開催される。
昭和48(1973)年に実施した「公害写真展及び光化学スモッグ講演会」を起源とし、今回で51回目を迎える調布市環境フェア。6月が「環境月間」であるのに合わせ、調布市では市民、事業者、学校、行政が取り組んでいる環境活動に触れられるよう、同イベントを毎年開催している。
当日は29団体が出展し、断熱ボックス体験、廃材丸太切りのタイムトライアル、工作体験、公共施設太陽光発電の展示、展示品・リサイクル品の販売、ゴーヤの苗・ひまわりの苗・液体肥料の無料配布、無農薬で育てた野菜が当たるキーワードラリーのほか、スズメバチ芸人の丸沢丸さんによるスズメバチ対策の公演などを行う。
併せて、調布パルコとトリエ京王調布が合同で、家庭で余っている食材を集め、市内の福祉施設などへ寄付する「フードドライブ」を実施。食品の条件は、未開封で賞味期間が1カ月以上あるもの、梱包(こんぽう)や外装が破損していないもの、生鮮食品、酒類、冷凍・冷蔵食品以外のもの。受け付けは、同イベント会場と調布パルコ1階インフォメーション横で受け付ける。
同市環境政策課の輿水勝さんは「今年度の環境フェアは、19年振りに調布駅前広場で開催。子どもから大人まで楽しく学べるさまざまなアイデアを駆使した各ブースを巡り、環境意識の醸成を図る良い機会としていただければと考えている。皆さまのご来場をお待ちしている」と話す。
開催時間は10時~15時。荒天中止。入場無料