マシンを使ったプライベートレッスン中心のピラティススタジオ「unri pilates(アンリ・ピラティス)国領店」(調布市国領町3、TEL 090-1270-0806)が10月1日、調布市国領駅近くにオープンした。
「unri pilates 国領店」オーナーの村田美幸さん(右から2人目)とインストラクターの皆さん
昨年8月に調布駅近くで開業した同名のプライベートピラティススタジオの2号店となる同店。子どもの頃からスポーツをしていたというオーナーの村田美幸さんは、出産後の体の不調を改善したいと、以前から興味のあったマシンピラティスを始め、効果と面白さを感じてインストラクターを目指すようになった。資格を取得しインストラクターとして従事していたが、子育ての時間の制約などから十分には活躍できず、同じような状況のインストラクターが多いことも知り、自由な働き方ができる自身のスタジオを持つことを決め、調布駅近くで開業した。
ピラティスは、負傷した兵士の身体機能を向上させるリハビリ目的で確立したメソッドで、今では関連する資格がさまざま存在する。村田さんは運動療法を用いたマシンピラティスインストラクターの資格取得から始め、個々人の不調や要望を聞きながらプログラムを組むことを得意とし、プライベートレッスンをメインとしたスタジオとしてスタートした。村田さんのほか、異なる資格や経歴を持つインストラクターが在籍しオーダーメードのレッスンを提供。予約を取りづらい状況が続いたことから、2店舗目を開いた。
店舗面積は約70平方メートルで、男性の会員やインストラクターなども来店しやすいよう、「シンプルで洗練された雰囲気の開放的な店内に仕上げた」という。リフォーマーと呼ばれるピラティス専用のベッド型トレーニング器具に加え、新たにキャデラックと呼ばれる、より大型の器具も設置し、さらに多くの種類のトレーニングを行うことが可能となった。レッスンはこれまで通りプライベートをメインとするほか、マットで行うグループレッスンや、理学療法士でもあるインストラクターによる解剖学セミナーなども行う予定。
村田さんは「プライベートスタジオならではのアットホームな雰囲気づくりを心がけ、皆さんの潜在能力を引き出す手伝いをしていきたい。最近ピラティスは再ブームになりつつあるが、ブームで終わらせずに文化として根付かせられれば」と話す。
営業時間は9時~21時(土曜・日曜は7時30分~)。会費(月額)は、月4回会員=2万8,000円、月2回会員=1万6,000円のほか、ビジター料金なども用意。10月末までオープニング記念として、体験レッスンやマットグループレッスンの割引キャンペーンを行う。