深夜遅くまで営業する大衆居酒屋「ラーメン・大衆スタンドももちゃん」(調布市小島町1、TEL 042-428-7468)が調布銀座にオープンして、10月8日で1カ月がたった。
「ラーメン・大衆スタンドももちゃん」オーナーの下村航貴さん(左)と、店長の三井里乃さん
調布市内にあるスペインバル「調布バル・カベソン」(布田1)と「ジンギスカン酒場ヤッホー!」(小島町1)を手がける店主の下村航貴さんは、調布に深夜遅くまで開店しているラーメン店が少ないことから「遅くまで飲めて、〆のラーメンが食べられる場を作りたい」と、3店舗目となる同店を開いた。
「ジンギスカン酒場ヤッホー!」の斜め向かいにオープンした同店の面積は約20坪。カウンター6席とテーブル席34席を用意。建物の構造上、抜けなかった柱をうまく利用して、店内を壁で「町中華」と「立ち飲み」のスペースに区切り、雰囲気の異なる2つのフロアに分けた。シーンに合わせて「リーズナブルで入りやすい店」をコンセプトにした同店は、ラーメンやご飯もの、豆皿のつまみなど種類豊富に手軽な価格で提供。食材のタマネギやナスなど、調布の姉妹都市である長野県木島平村産の野菜を一部使って手包みしているワンタンは、同市内にあるラスター食糧(小島町1)から皮を仕入れ、調布にゆかりのある食材などを使っている。
メニューは、「とんこつ醤油(しょうゆ)ラーメン」「さっぱりとんこつラーメン」(以上680円)の2種類のラーメンのほか、「揚げワンタン」(450円)、自家製スパイスがかかった「台湾唐揚げ」、「マーボーとうふ」「でかめハムカツ」「豚足」「なんこつソーキ」(以上590円)、「ネギチャーシュー」(490円)、豆皿おつまみの「ひょうたん」(190円)などを用意。ドリンクは、ビール・焼酎・ハイボール・ワイン・酒など幅広く用意し、今後は時間制限の単品飲み放題を低価格で提供するという。11月6日には、ランチ営業を始める。
下村さんは「立地的に人通りの多い所ではないが、軽く一杯の人や大勢で宴会、飲んだ帰りに〆のラーメンを食べるだけでも、気兼ねなく来店してもらいたい。学生さんから地元の方まで、お客さま側の好きなように店を使ってもらえたら」と話す。
営業時間は18時~翌3時(11月6日に始めるランチは11時30分~14時)。