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調布・仙川に和食店「八」 産地直送の魚介類を使ったすしを看板メニューに

「すし・和食 八」看板メニューのすし 通常は1貫ずつ提供

「すし・和食 八」看板メニューのすし 通常は1貫ずつ提供

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 京王線沿線に展開する和食店「八」グループの新店「すし・和食 八」(調布市仙川町3、TEL 03-6279-5636)が仙川駅近くにオープンして、11月13日で1カ月がたった。

「すし・和食 八」店長の玉城勇貴さん(右)とすし職人の三輪和正さん(左)

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 同グループは2009(平成21)年に港区内で創業し、産地直送の魚介類を看板メニューに店舗を拡大。2018(平成30)年に京王線千歳烏山駅近くに総本店を移し、現在は下高井戸店、仙川店を加えた3店舗を展開する。看板の魚介類は主に熊本県天草の仲卸から直送した天然物の魚介類を使うほか、さまざまな産地のものを、「実際に産地を訪れ、独自のルートを開拓して提供する」という。

 学生の頃から飲食業に興味があったという店長の玉城勇貴さんは、季節によって食材が異なる和食に面白さを感じ、同グループ南青山店(港区)で調理の経験を積み、新店立ち上げなどにも携わった。仙川店では、「すしを中心にすることで、和食の魅力を分かりやすく伝えたい」と、主にコース料理の中で提供していたすしを看板メニューに据え、長年の経験を持つすし職人が握る。

 店舗面積は約7坪で、カウンター7席とテーブル2席を用意。「カウンター越しに職人の仕事を眺められるライブ感やコミュニケーションを大切にした」店を目指す。

 ランチタイムには、「上ちらし寿司(すし)」(1,980円)や、石鍋で焼き上げるだし巻き卵にあんをかけるオリジナル料理「石焼き玉子(たまご)」と上握りすしのセット(2,750円)などを用意。ディナーはすしを中心としたコース料理(5,280円~)のほか、すしの単品、焼き物・揚げ物などの一品料理、「名物鯛(たい)めし」などの食事も用意。日本酒も数多く取りそろえる。

 玉城さんは「伝統的なすしと、オリジナルの要素を足した和食を用意している。『おいしいすしが食べたい時は八』と言ってもらえるような店、普段使いもしてもらえる店にできれば」と話す。

 営業時間は、11時30分~15時30分、17時~翌2時(土曜・日曜は夜のみ)。

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