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調布・神代植物公園で「木の実 草の実展」「ツバキ・サザンカ展」

フォトスポット「ヒョウタンのリース」の前に集合した園芸スタッフ。手前は「松ぼっくり」コーナー

フォトスポット「ヒョウタンのリース」の前に集合した園芸スタッフ。手前は「松ぼっくり」コーナー

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 都立神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)で現在、さまざまな木や草の実を紹介する「木の実 草の実展」と「ツバキ・サザンカ展」が開催されている。

個性的な熱帯植物の実

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 「木の実 草の実展」では、熱帯地域で育つ大きなフタゴヤシや珍しい色をしたタビビトノキの実、同園内で採れたペカンやハンカチノキなど約250種類の実物を展示。「松ぼっくり」コーナーでは、バラの花のような形をしたヒマラヤスギや、長さ約30センチ、重さ1キロ以上という巨大なオオミマツなどいろいろな松かさを紹介している。

 木の実やつるで編んだ冠を並べた「木の実のかんむり」コーナーでは、実際に頭にかぶる体験ができる。中でも、いくつものヒョウタンがぶら下がったビッグリースが来館者の注目を集めている。直径80センチほどあり、縁起の良いヒョウタンと共に撮影できる。

 園芸係長の藤井泰隆さんは「子どもから大人まで楽しめるように展示を工夫したので、木の実の面白さや不思議さを感じていただければ」と話す。植物会館1階展示室で12月10日まで。

 広い園内ではこの時季、サザンカの開花が進んでいる。「つばき・さざんか園」の「肥後入日の海(ヒゴイリヒノウミ)」や「富士の峰(フジノミネ)」は落花盛んで、近くの「かえで園」の紅葉と共に楽しめる。正門前の屋外展示場では12月28日まで、伝統的な園芸品種の鉢植えを展示する「ツバキ・サザンカ展」を開催している。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月1日休園。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。

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