「神代団地蚤(のみ)の市クリスマスマーケット」が12月16日・17日、調布市つつじヶ丘の神代団地中央グラウンド・商店街広場(調布市西つつじヶ丘4)で開催される。
「神代団地蚤の市クリスマスマーケット」のチラシ 深大寺団地広場のアーチと樹木がモチーフ
毎回数万人が訪れる手紙社主催「東京蚤の市」のローカル化第1弾として、今年9月に開催した「神代団地蚤の市」。大きな会場だけでなく、ローカルな街での小さな蚤の市の可能性を感じ、同社創業地のレトロな団地で「東京蚤の市」を凝縮したイベントを開いた。団地の住民や、趣旨や企画に共感した人などが来場し、「ピースフルで穏やかな空気感で包まれ、多くの笑顔に出会えた」と同社実行委員会責任者の田澤正さんは言う。
昨年12月には同所でクリスマスに関連する雑貨などのイベントも主催し好評だったため、「神代団地蚤の市」を定期的に企画することを決定。同団地内で染布を制作・販売する「kata kata」協力の下、企画のシンボルとして、広場のアーチと樹木をモチーフにしたロゴデザインを制作し、今回はクリスマスシーズンの蚤の市を開く。
「こどもの頃に感じたクリスマスのときめきをレトロな団地の広場で!」をキャッチフレーズに、アンティークやビンテージ、雑貨、飲食など、同社が依頼した約40組が出店。前回に加え、2017(平成29)年から主催している紙の作り手によるイベント「紙博」に出店している活版印刷「緑青社」など約10組も新たに参加する。「クリスマスらしい商品に多く出合えると思う」と田澤さん。
会場にはステージを設け、アイリッシュ音楽のバンドがクリスマスソングを演奏し、ステージ外でも大道芸やスタンプラリーなど、会場全体で「ワクワクする空間」を演出する。
田澤さんは「今回も多くの皆さまと楽しい時間を過ごせたら。地域の方々には日常生活の場のイベントとして愛され、遠方の方々には地域や団地の魅力を知ってもらえる機会として定着できれば」と話す。
開催時間は10時~16時。