「家庭料理めめちゃん」(調布市上石原1、TEL 090-4541-5184)が1月28日、西調布駅近くの西調布一番街にオープンした。
調布市出身の津国一女さんは、旧甲州街道沿いにある「すりばちラーメン大鉢亭」(上石原1)の女将(おかみ)として26年間切り盛りしていたが、自分の得意とする家庭料理の店を出したいと独立。慣れ親しんだ西調布周辺で物件を探し続け、次男の洋介さんと念願の店を開いた。
同店は、「野菜をたくさん食べてほしい」と旬の野菜を豊富に使い、煮物や煮魚、ハンバーグ、しょうが焼きなど「家庭の味」を日替わりで提供。要望があれば冷蔵庫にある食材で作れるものがあれば応えたいと、「お母さんが台所で切り盛りする」イメージで、「いらっしゃいませ」より「おかえりなさい」と迎える店を目指す。
店舗面積は約8坪で、テーブル2席とカウンター7席を用意。地元の有人の協力も得て仕上げた内装は昭和の雰囲気に仕上げた。「皆さんに支えられてオープンすることができた」と津国さん。店名には親しみを込めて、自身の古くからの愛称である「めめちゃん」と名付けた。
日替わりメニューは、煮物や総菜などの小鉢をセットにした「めめちゃんセレクト5点盛り」(1,200円)のほか、「ポテトサラダ」(400円)、「ギョーザ」(480円)、「竹の子とふきの煮物」(500円)、「豆腐ハンバーグひじき入り」(550円)、「豚バラ大根煮」「焼き魚」「ホタテとブロッコリーの塩バターいため」「マーボー豆腐」(以上600円)などを提供する。
アルコールは、「サッポロ赤星」(550円)などの瓶ビールや、「チャミスル」(650円)、ハイボール、焼酎、サワー、ワインなどを取りそろえる。
津国さんは「一人でも、女性だけでも気軽に来てもらえたら。仕事を終えた後、『おなかすいてる? 何食べたい?』と家にいるような感覚で、ほっとする店にできれば」と話す。
営業時間は18時~24時。月曜定休。