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東京競馬場で「TOKYOシティポップ花火」 府中市制70周年を記念して

「府中市制施行70周年記念TOKYOシティポップ花火2024」では府中市民割チケットも発
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「府中市制施行70周年記念TOKYOシティポップ花火2024」では府中市民割チケットも発 売

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 府中市が東京競馬場(府中市日吉町1)で7月3日に開催する「府中市制施行70周年記念 TOKYOシティポップ花火2024」のチケットの販売が5月11日、始まる。

わたせせいぞうさんによる「TOKYOシティポップ花火2024」イラスト ©わたせせいぞう/APPLE FARM INC.

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 4月1日に市制施行70周年を迎えたことを記念して、さまざまな催しを行っている同市。同花火イベントも記念事業の一環として開催。一般販売に先行して先着500人を対象にした「府中市民割」チケットも発売した。

 同会場では、2022年に都内初の大規模花火イベント「THE ROLLING STONES 60th ANNIVERSARY THE GREATEST FIREWORKS~感激!偉大なる花火~」を行い、ザ・ローリング・ストーンズの楽曲とシンクロして1万4000発の花火をノンストップで打ち上げた。昨年は「Yuming 50th Anniversary ~真夏の夜の夢~」として、松任谷由実のデビュー50周年を「中央フリーウェイ」などの代表曲と花火で祝った。

今年は1人(グループ)の歌手ではなく、初めて「シティポップ」という音楽ジャンルをテーマにして開催する。シティポップは1970年代後半から80年代にかけて作られた日本の音楽で、大滝詠一や山下達郎、大貫妙子、竹内まりや、EPO、杉山清貴といったアーティストたちによる「都会的で洗練された」楽曲のことを指す。

 同イベントのキービジュアルとして使われるイラストを描いたのは、80年代に漫画雑誌「モーニング」で連載され、カリスマ的人気を誇った「ハートカクテル」の作者わたせせいぞうさん。当時のレコードジャケットにも採用されるなど、シティポップ世代を象徴するテイストを表現できるクリエーターとして依頼。イラストは浴衣姿の男女が打ち上げ花火をバックに自撮りする「和」の雰囲気を出しながらも、都市型花火エンターテインメントショーにマッチさせた。

 シティポップ音楽に合わせて打ち上げる花火の総合演出は平山英雄さんが務める。最新の技術を駆使し、花火の色・形・大きさ・余韻などの要素を音楽の世界観にシンクロさせる。平山さんは「花火の打ち上げタイミングを音楽に合わせるだけでなく、楽曲に寄りそう演出を心がける。東京競馬場でしか体験できないダイナミックな演出にも期待してほしい」と話す。主催者の一人は「夏の夜、熱い打ち上げ花火と涼しげなシティポップのコラボレーションを体感して」と呼びかける。

 花火は17時開場、19時30分開演、20時40分終了予定。チケットの価格・購入方法は公式サイトで確認できる。

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