FC東京が6月26日、味の素スタジアム(調布市西町)で行われたJ1リーグ第20節で、コンサドーレ札幌と対戦し、1-0で勝利した。今季同スタジアムでは2勝目、0-1で勝利した前節のアウェー・湘南ベルマーレ戦に続く無失点での連勝となった。来場者数は1万5,828人。
6月22日・第19節 交代直後に決勝ゴールを決めた徳元悠平選手 ©FC TOKYO
6月22日に行われた第19節では、ゴールキーパーの野澤大志ブランドン選手のスーパーセーブなどでしのぐ展開が続く中、後半78分にピッチに入った徳元悠平選手が79分、スローインからの流れでファーストタッチをゴールに振り抜き、今季初ゴールを決め、これが決勝点となった。
中3日で迎えた第20節、6月5日のルヴァンカップで顔面を負傷し離脱していたセンターバック・木本恭生選手がフェイスガードを着用して復帰を果たした。前半は相手のプレッシャーに対し攻撃で良さを出せない時間帯が続き、互いに無得点で折り返した。後半63分、仲川輝人選手、ディエゴ・オリヴェイラ選手を投入し、攻撃を活性化。何度も決定機を作りながらも無得点で終盤にさしかかった後半84分、前線の連携から原川力選手のクロスに安斎颯馬選手が飛び込み、今季2ゴール目を決め、決勝点とした。ホーム・同スタジアムでの勝利は5月3日・第11節の京都サンガ戦以来。念願の「味スタ」勝利に会場全体が歓喜に包まれた。
6月30日に行われる第21節は、ホームにアビスパ福岡を迎える。シーズン後半戦も上位争いをするための重要な一戦となる。18時30分キックオフ。スタジアム周辺の場外広場では「青赤夏祭り」を開催。射的やヨーヨーすくい、スーパーボールすくいなどの縁日ブースの出店や、たこ焼きやりんご飴、チョコバナナなどの縁日フードを販売するほか、ステージイベント、アトラクションなどを用意する。ブースと数量限定で、31年振りの復活で話題となった「Jリーグカレー」の配布も予定している。