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「手紙社」経営・西調布のブルワリーが自家醸造瓶ビール販売開始

「TEGAMISHA BREWERY」の自家醸造瓶ビール「Penny Lane」

「TEGAMISHA BREWERY」の自家醸造瓶ビール「Penny Lane」

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 手紙社が手がける西調布駅近くのブルワリー「TEGAMISHA BREWERY(テガミシャブルワリー)」(調布市下石原2、TEL 042-444-0660)が7月19日、自家醸造の瓶ビールの販売を始めた。

「TEGAMISHA BREWERY」醸造責任者の藤野武郎さん ビールバーに併設するブルワリーで

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 イベントの企画・運営や、カフェなどを経営するクリエーティブ企業「手紙社」が、2020年7月にオープンした同店。当初クラフトビールの醸造工房を併設する予定だったが、コロナ禍の影響で延期し、全国各地の国産のクラフトビールを仕入れて提供するバーとして営業を始めた。コロナ禍が落ち着きつつあった2022年からビールバーに併設する醸造工房の準備を始め、昨年6月に初めてビールを仕込み、8月から同店での提供を始めた。

 現在、ピルスナー、ペールエール、アンバーエール、ゴールデンビター、アメリカンIPAの5種類のビールを自家醸造し、ビールバーではその時々で銘柄を変える全国各地の国産クラフトビールと合わせて13タップを用意。同店のほか、グループのカフェやイベントなどでも販売している。

 今回、醸造工程が安定してきたことから、「自宅などでも楽しんでもらえるように」と、瓶ビールの製造販売を始めた。まずは「最も味のクセが少なく定番」だというペールエール「Penny Lane(ペニーレーン)」の瓶ビール(680円)を同店や「手紙舎2nd STORY」(菊野台1)で販売。瓶ビールのラベルは、以前から手紙社と付き合いのあるイラストレーターユニット「ネクタイ」に依頼したオリジナル。今後、製造が安定すれば、酒販店などでも扱うほか、ラインアップを増やす予定。

 醸造責任者の藤野武郎さんは「クラフトビールの醸造は少しの条件の違いで味が変わってしまうので、おいしさを安定させるのが難しい。当たり前のように、おいしいビールを造り続けられるよう、日々研究を重ねていきたい」と話す。

 バーの営業時間は、月曜=16時~21時、水曜・木曜・金曜=16時~22時、土曜・日曜・祝日=12時~22時。火曜定休(祝日の場合は翌日に振替休業)。

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