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調布・神代植物公園で「秋のバラフェスタ」 早朝開園やコンサートなど

朝日の中で輝く秋のばら園(昨年の様子)

朝日の中で輝く秋のばら園(昨年の様子)

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 神代植物公園(調布市深大寺元町5、TEL 042-483-2300)が10月8日、秋バラの開花時期に合わせて「秋のバラフェスタ」を始める。

ばらコンサートでサックスを演奏する岸本美咲さん

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 同園はこの時期、「世界バラ会連合優秀庭園賞」を受賞した「ばら園」で、園名を冠した「クイーン・オブ・神代」や開園当初から育てている貴重な品種のコレクションを見ることができる。秋バラは春に比べて花が引き締まり、色も濃く深みを増すという。そんなバラを中心に園内の見どころや見頃の植物をガイドボランティアが案内する「ばら園ガイドツアー」を9日・12日・13日・17日・19日・20日・25日・26日に行う(10時30分と13時30分から約60分間、荒天中止)。期間中、バラの花にスマートフォンをかざすと品種名が自動判定されるアプリ「バラノナ」も無料で提供する。

 バラの香りは晴天日の早朝から午前中に最も強くなるため12日・13日、19日・20日、26日・27日は通常より早い8時に「早朝開園」する(雨天決行)。

 大空の下で音楽が楽しめる「ばらコンサート」も芝生広場で開く(雨天中止)。13日は岸本美咲さん(サックス)と大森聖子さん(ピアノ)が「Autumn leaves(枯葉)」「The days of wine and roses(酒とバラの日々)」などを演奏。14日は佐久間景子さんがアイリッシュハープで「サリーガーデン」「ダニーボーイ」「庭の千草」のほか、アイルランドやケルトの音楽を奏でる。曲目は全て予定。

 8日~14日は、多品種の切り花やアレンジメントを飾る「秋のバラ展」(植物会館1階展示室)と、樹木としての特性を生かして形作られた盆栽や盆景を展示する「秋のミニバラ盆栽展」(屋外特設展示場)を開催する。

 期間中、ばら園を一望できるテラスで、バラのソフトクリーム(450円)やドリンクなどを提供する「バラのカフェテラス」を特設。ばら園内では、数量限定でバラや草花の苗を販売する「ボタニカルショップ」も営業。いずれも荒天中止。園内レストランの「神代グリーンサロン」では数量限定のローズカクテル(500円~)を特別販売する。

 広報担当の土方千鶴さんは「朝は柔らかな光と芳醇(ほうじゅん)な香りに包まれ、たそがれ時は夕日に照らされ金色に輝くばら園に、ぜひ足を運んでほしい。運が良ければ、空が青色からオレンジ色へグラデーションに染まるマジックアワーの景色にも出合える。秋陽に輝くばら園の魅力を楽しんでいただければ」と話す。

開園時間は9時30分~17時(最終入園は16時)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、一般=500円、65歳以上=250円、中学生=200円(都内在住在学の中学生は無料)、小学生以下無料。催しの観覧は無料。11月17日まで。

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