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調布の牛たん居酒屋「舌心」が2周年 「牛たん×タパス」の創作料理提供

「牛たん酒場舌心」店主の村石憲文さん(右)と土井優平さん

「牛たん酒場舌心」店主の村石憲文さん(右)と土井優平さん

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 調布銀座にある牛たん居酒屋「牛たん酒場舌心(したごころ)」(調布市小島町1、TEL 042-452-8786)が11月2日で2周年を迎える。

「牛たん酒場舌心」の人気メニュー「牛たん3種ハム盛り合わせ」 全て自家製(手前から左まわりで)牛たんカルパッチョ、牛たんサラミ、牛たん生ハム

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 洋食料理店で料理長としての経験を持つ店主の村石憲文さんは「牛たん処 い志井本店」(布田)で10年以上働き、2014(平成26)年に2号店としてオープンした「調布銀座店」の店長を任される。その後独立し、2022年11月、譲渡を受けた「調布銀座店」を、定番の牛たん料理に洋の要素を取り入れた創作料理「牛たん×タパス(小皿料理)」の牛たん料理専門店としてリニューアルオープンした。

 コロナ禍でのオープン後、しばらくはランチ営業をするなど試行錯誤の日々が続いた。「昔からの常連や業者の方などたくさんの人に助けられ、1年目でようやくスタートラインに立てた」と振り返る村石さん。メニューやサービスなど見直しながら、新たに家族連れや夫婦、単身者など幅広い客層のリピーターが増えていったと言う。

 11月1日・2日は「2周年祭」を開催。最初の1杯を222円(対象ドリンクのみ)で提供するほか、会計時に2個のサイコロを振り、出た目が「2」のゾロ目なら会計が半額となる。

 メニューは、牛たんひき肉と黒豚の背脂などを使い、数カ月熟成した自家製の牛たんサラミ、牛たん生ハム、牛たんカルパッチョの「牛たん3種ハム盛り合わせ」(2,508円)、「自家製牛たん白カビサラミ」(748円)、「牛たんのメンチカツ デミグラスソース」(605円)、「牛たん肉味噌(みそ)パリパリピーマン」(2個、528円)などの創作タパス料理のほか、「ゆでたん わさび&柚子(ユズ)こしょう添え」(660円)、「牛たんと牛もつの白味噌煮込み」(605円)、「熟成牛たん炭火焼き」(120グラム、1,595円)、「牛たん元のあぶりユッケ」(1,848円)などの定番メニューを取りそろえる。

 店舗面積は約17坪で、可動式のテーブル16席のほか、小上がりの座敷スペースには、座椅子6席と掘りごたつ式のカウンター8席を用意。店頭にはデッキ席を設け、ペット同伴が可能。犬用に「牛たんジャーキー」、「ゆでたんセット」(いずれも専用水付き、以上660円)などのドッグメニューを用意する。

 村石さんは「3年目に向け、店のカラーや個性をさらに出していき、調布にある牛たん店の中でも『あそこに行こう』と思ってもらえる、『牛たん料理の概念を変える』唯一無二の店を目指したい。近隣の店とのつながりもでき、お客さま同士もつながって、調布銀座商店街をもっと盛り上げていきたい」と話す。

 営業時間は、平日=17時~23時(土曜・祝日は14時~)、日曜=14時~22時。火曜・第2水曜定休。

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